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レグザ×シドニアの騎士 第九惑星戦役 瀬下寛之監督・吉平直弘副監督Z20Xインプレッション
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REGZA Z20X IMPRESSION

2015年4月に放送されると、その圧倒的な映像のクオリティでファンはもちろん業界内からも注目を集めた話題作、『シドニアの騎士 第九惑星戦役』。本作で監督を務めた瀬下寛之氏、副監督の吉平直弘氏が、4Kレグザ・Z20Xシリーズと初遭遇。
レグザ史上最高峰の輝きとコントラストを実現し、サウンドの面でも進化を遂げたZ20Xシリーズで、『シドニアの騎士 第九惑星戦役』を試写し、感想を伺った。その映像やサウンドは、業界トップランナーの感性にどのように響いたのだろうか。

瀬下寛之 Hiroyuki Seshita

CG黎(れい)明期の80年代から、映画、TVCM、展博映像、ゲーム映像等、様々な分野のCGやVFXの制作に従事。2010年から、株式会社ポリゴン・ピクチュアズに所属。『シドニアの騎士 第九惑星戦役』監督、『亜人 -衝動-』総監督。

吉平直弘Naohiro Yoshihira

1999年に株式会社ポリゴン・ピクチュアズ入社、CGアニメーションの編集、合成、フィニッシングを長年担当。近年は『シドニアの騎士 第九惑星戦役』の副監督、『亜人 -衝動-』ではディレクター・オブ・フォトグラフィーとして活躍。

「レグザは“きれい”という言葉の概念が僕らと同じ」
映像のプロの目に写ったレグザのこだわり

「完璧ですね。レグザは“きれい”という言葉の概念が僕らと同じです。また、4K映像の圧倒的な没入感はすごい」。
4Kレグザ・Z20Xシリーズで『シドニアの騎士 第九惑星戦役』を視聴した瀬下監督の第一声である。吉平副監督もそれに同調する。「作り手の意図を尊重して表現を考えてくださっている。狙い通りの色です」。
2人が注目したのは、映像の色やディテールに、不自然なまでの補正をして“きれいに見せる”のではなく、映像本来の美しさを“復元する”レグザの高画質化技術だ。吉平副監督が続ける。「今まではオンエアを観ると、意図とは違う不自然な色で表現されていることがあったんですが、レグザはそれがまるでないんです」。「これがもともと伝えたい色です」と瀬下監督も納得の表情を見せてくれた。

「『シドニアの騎士 第九惑星戦役』」イメージ1
「『シドニアの騎士 第九惑星戦役』」イメージ2
インタビュー写真1

映像の作り込みに対する圧倒的なこだわり
「2度目3度目と観ても新しい楽しみがあるように」

ご存知の通り、『シドニアの騎士 第九惑星戦役』は、映像に圧倒的なこだわりを持って作られている。だからこそ2人はレグザの技術に注目する。
「僕らは一つひとつのシーンに情報を詰め込みすぎるくらい詰め込んで作っているんですが、それらが意図通りに表現されています。特に暗部の中にもディテールがある。これがすごいですね」(瀬下監督)。
例えば、指令室のシーン。ここでは各モニターの隅々にまでさまざまなデータが表示されているが、そのすべてがきれいに表現されているという。「絵のムードというか、ディテールの微妙な所にも“僕らが伝えたい感情”や“そのシーンの意味”を表現している。だから無駄なシーンはひとつもないですし、2度目3度目と観ていただいても新しい発見や楽しみがあるように作っているんですが、正直初めてです、ここまでの情報量を感じたのは」(瀬下監督)。
作り手のこだわりがほぼそのまま映像として表現される。それこそが、レグザが開発当初から貫いてきた美しさへのこだわりだ。

「『シドニアの騎士 第九惑星戦役』」イメージ3
「『シドニアの騎士 第九惑星戦役』」イメージ4
インタビュー写真2

編集室のマスターモニターと同じ映像美
「アニメプロモードで観てほしいですね」

今回、最初に2人が視聴したのは、Z20Xシリーズの「アニメプロモード」。これは数ある映像メニューの中ひとつで、「アニメプロモード」にすることによってモニターの色温度が6500Kに設定される。そこで部屋の照明をすべて落とすと「編集室のマスターモニターで観ている時と同じ」(瀬下監督)映像美が映し出されるというわけだ。
なお、Z20Xシリーズでアニメ視聴に適した映像モードは、「アニメモード」と「アニメプロモード」があるが、「アニメモード」は一般的な家庭の照明(色温度9300K)の下で観ることを想定。だが、『シドニアの騎士 第九惑星戦役』ほど映像の作り込みにこだわっている作品なら、照明を落として「アニメプロモード」で観るのがオススメだ。
「僕らの意図がもっともよく伝わる環境ですね。ぜひアニメプロで観てほしいです」(吉平副監督)

「『シドニアの騎士 第九惑星戦役』」イメージ5
「『シドニアの騎士 第九惑星戦役』」イメージ6
インタビュー写真3

ハリウッドでも注目の映像技術
HDR(ハイダイナミックレンジ)復元映像での視聴も

さらにZ20Xシリーズでは、今後のトレンドとして注目される映像技術「HDR(ハイダイナミックレンジ)」にも対応。
HDRとは、映像の輝度のレンジを拡大することで豊かな色彩を表現する技術で、ハリウッドを中心に海外でも話題となっている。
通常、テレビのコンテンツはRec.709という規格にのっとったダイナミックレンジ(100nitまで)で送信されてくるが、Z20XシリーズのHDR復元技術なら次世代HDR規格のST2084(最大10,000nit)により近づけることができる。
今回、瀬下監督・吉平副監督には、『シドニアの騎士 第九惑星戦役』をHDR映像に復元した映像もご覧いただいた。

「『シドニアの騎士 第九惑星戦役』」イメージ7
「『シドニアの騎士 第九惑星戦役』」イメージ8
インタビュー写真4

微妙な色の描き分けを再現
「メガネっこキャラで新しいことができる」

そこで2人が注目したのは「光」や「白」の表現力だ。
「あ、暗闇から光の下に出てきたのがよくわかる。強く光を当てた場面も僕らの意図通りに表現されていますね」(吉平副監督)。「ここまで白を表現できるなら、今までの白はもう白とは呼べないかもしれない。発光物や爆発のハイライトに対する概念が変わってしまう。これはすごいですよ」(瀬下監督)。
また、微妙に色を描き分けた箇所の再現力にも注目し、「肌の色でも微妙に違うんです。例えば、同じキャラでもメガネを通った光が到達した部分の肌の色と、そうではない部分の肌の色は変えています。またメガネを通った光も屈折させている。そんなところまでしっかり再現できている。こんな表現ができるなら、メガネっこキャラで新しいことができそうですね(笑)」(瀬下監督)。

「『シドニアの騎士 第九惑星戦役』」イメージ9
「『シドニアの騎士 第九惑星戦役』」イメージ10
インタビュー写真5

画面から音が迫ってくる臨場感
劇場さながらのサウンド表現

2人が「映像と同等のプライオリティを置いている」というのがサウンド。今回はZ20XシリーズとレグザサウンドシステムRSS-AZ55を組み合わせたシンクロドライブモードで視聴していただいたのだが、これに対しても「こだわってますねぇ」(瀬下監督)と驚きの様子。
特に吉平副監督が感心しきりだったのが、第一話の終盤、つむぎのコックピットに乗り込んだ岐神海苔夫(くなとのりお)が話すシーンで、「あそこはかなりバイノーラルをかけたんです。でも今までテレビで観ていてもその効果はあまり感じられなかった。それがZ20Xシリーズではとても効果的でしたね」。
瀬下監督も続ける。「例えば、目をつぶって音のすごさと声優さんの演技のすごさだけで、ラジオドラマのように楽しめるのが理想。そこにプラス映像が合わさることで、相乗効果でどんどん没入感が高まるように作っています。このサウンドならそれが可能で、映像を“視聴”ではなく“体験”できる」(瀬下監督)。
シンクロドライブモードはRSS-AZ55だけではなく、Z20Xシリーズに搭載されたツィーター(高音用スピーカー)を同時に動作させるモード。2ウェイシステムであるRSS-AZ55がシンクロドライブによりツィーターを加えた3ウェイシステムになるわけだ。
DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)を駆使した巧妙なチューニングが、“画面から音が聞こえる状態”を作り上げているため、「音が迫ってくる感じで没入感が出る」(吉平副監督)。また、レグザサウンドシステムRSS-AZ55はテレビの背面に設置するため、視界を邪魔することなく迫力と臨場感を醸成。「劇場のような音像ができあがっている」と、瀬下監督に言わしめてしまうほどのサウンド表現を可能にした。

「『シドニアの騎士 第九惑星戦役』」イメージ11
「『シドニアの騎士 第九惑星戦役』」イメージ12
インタビュー写真6

実はスタジオでレグザを使っています
アニメを4Kで観る価値は相当ある
(瀬下監督)

この日の映像体験は、2人にどのような印象をもたらしたのだろう。まずは瀬下監督に伺った。
「実は僕らはずいぶん前から、スタジオで民生用の基準機をレグザにしているんです。忠実に絵を再現してくれるので。今日、視聴させていただいて、作り手の意図や本来の美しさを再現するなど、東芝さんのコンテンツに対する愛を改めて感じました。僕らは映像を“視聴”ではなく“体験”してほしいと思って作っているんですが、この視聴環境ならまさに映像を体験できる。4Kでアニメを見る価値というのは相当ありますね。僕らが作る作品は、ハードウェアがよくなるほど真価を発揮するという自信があるので、多くのみなさんに4Kで見てほしいと思います」。

こんな視聴環境があるのなら
もっと没入感のある作品が作れる
(吉平副監督)

また吉平副監督は、「アニメで大切なのは“省略”だと思われていますけど、“記号化”という点で考えると、まだまだ情報量を増やしていけるはずなんです。今日、こういう視聴環境で作品を観させていただいて、それが確信できました。もっともっと情報量を増やして、圧倒的な没入感のある映像を作れるんだなって。勉強になりました」。
4Kレグザ・Z20Xシリーズを体感した瀬下監督と吉平副監督。「映像の可能性をまだまだ信じている」という2人の頭の中には、未来のアニメーション制作に対する新たなイマジネーションが広がっているようだった。これから2人がどのような新境地を切りひらき、新たな感動を届けてくれるのか、目が離せない。

インタビュー写真7
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Z20X PICKUP

タイムシフトマシン

「タイムシフトマシン」 : イメージ

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※ タイムシフトマシンをご利用になる際は、「ご注意事項」を事前にお読みのうえご利用願います。

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Z20X PICKUP

レグザサウンドシステム連携

「レグザサウンドシステム RSS-AZ55」 : イメージ

視界を遮ることなく、
臨場感のあるサウンドが味わえる

レグザサウンドシステム「RSS-AZ55」(別売)との連携で、Z20Xシリーズのツィーター(高音用スピーカー)から同時に音声を出すことができます。テレビの背面に設置することで、視界を遮ることなくクリアで迫力のあるサウンドが楽しめる「RSS-AZ55」との連携で、まるで劇場にいるかのような臨場感が味わえます。

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アニメ作品本来の美しさが楽しめる
レグザラインアップ

「Z20X SERIES」 : イメージ

Z20X  SERIES

65v/58v/50v

レグザ史上最高峰の輝きとコントラストを実現する、
革新のハイコントラストブラックパネルと渾身の高画質エンジン。
タイムシフトマシン対応4Kレグザ

  • 「J20X SERIES」 : イメージ

    J20X  SERIES

    55v/49v/43v

    全面直下LEDバックライトのリアルな輝きが、
    心に響く色彩美を描き出す。
    タイムシフトマシン対応4Kレグザ

  • 「G20X SERIES」 : イメージ

    G20X  SERIES

    55v/49v/43v

    自然な輝きと引き締まった黒が、
    立体感あふれる映像美を実現。
    HDR入力対応予定*の4Kレグザ

  • 「J10 SERIES」 : イメージ

    J10  SERIES

    55v/49v/43v

    全面直下LEDバックライトならではの
    広色域・高コントラストでさらに美しく。
    プレミアムフルHDレグザ

※ Z20X、J20X、G20Xシリーズの画素数は3840×2160です。J10シリーズの画素数は1920×1080です。

※ タイムシフトマシン機能のご利用には別売のタイムシフトマシン対応USBハードディスクが必要です。

* ソフトウェアアップデートにて2016年2月に対応予定です。

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タイムシフトマシンご利用にあたってのご注意事項

※ 「タイムシフトマシン」機能をご利用になる場合は、別売のタイムシフトマシン対応USBハードディスクが必要です。

※ 「タイムシフトマシン」機能のシステムメンテナンス用に設定した時間は録画が一時中断されます。

※ 「タイムシフトマシン」機能は、データ放送の録画に対応していません。

※ 「タイムシフトマシン」機能用ハードディスクの空き容量が少なくなると、一時保管されている古い番組から自動的に削除されます。なお、一時保管した番組を タイムシフトマシンで使用しているものとは別の通常録画用領域や保存用領域または、外付けのUSBハードディスクに保存することができます。保存した番組は、他の機器にダビング(コピー8回+ムーブ1回)が可能です。一部のデジタル放送の番組はムーブ1回のみ可能です。

※ 「タイムシフトマシン」機能は同一時間帯の多チャンネル録画(設定したチャンネルの番組に限る)になります。チャンネルごとに録画時間を設定することはできません。

※ 「タイムシフトマシン」機能を利用して視聴できる過去の番組は、機能を用いてお客様自身が設定して録画した番組に限ります。

※ 一部のケーブルテレビの自主放送などコンテンツ権利保護専用方式(TRMP方式)を採用していない番組は、タイムシフト録画できません。

INFORMATION

「コンプリート・サウンドトラック BDM」 : イメージ 「コンプリート・サウンドトラック BDM」 : イメージ

『シドニアの騎士』
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『シドニアの騎士』
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瀬下寛之総監督の話題の
劇場アニメ3部作『亜人』
第1部 -衝動-
11/27(金)遂に公開!

瀬下寛之氏が総監督を務め、吉平直弘氏がディレクター・オブ・フォトグラフィーを担当した劇場アニメ『亜人 -衝動-』が、11/27(金)に公開となりました。桜井画門原作の人気マンガを、“シドニアチーム”が中心となって制作した話題作、ぜひ劇場でご覧ください!

© 弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局

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