傾向①:配信からテレビへ。強い求心力を持つ「目的視聴」
Case1:月曜から夜ふかし(日本テレビ系列)
最初にご紹介するのは、月曜22時から放送される大人気バラエティ「月曜から夜ふかし」です。
深夜帯に差し掛かる時間帯でありながら、レグザのライブ率(番組がリアルタイム視聴された割合)では6%以上を記録する番組です。
流入出先を「VOD・YouTube」に絞って分析すると、特筆すべき傾向が見られます。
【グラフ1:日本テレビ ⇔ VOD・YouTubeの1分単位流入出】
通常、テレビ番組をザッピングして見たい番組がないと、そのままYouTube等の外部サービスへ流出してしまうケースが多い一方、本番組では開始の22時に合わせて「YouTubeから地上波(本番組)へ流入(スイッチ)してくる」機器が一定数存在しています。
数あるネットコンテンツを視聴中であっても「この時間は『夜ふかし』を見る」という強い目的を持った視聴者がテレビの前に集まっている証左であり、良質なコンテンツはテレビの前の人を引き付ける強い力があることが推し量れます。
Case2:水曜日のダウンタウン(TBS系列)
続いてご紹介するのは、「水曜日のダウンタウン」です。
水曜22時台の大人気バラエティですが、こちらの波形は「月曜から夜ふかし」とは異なる形で視聴者の「目的視聴」の強さが表れています。
【グラフ2:TBSテレビ → 電源OFFの1分単位流出】
番組終了間際の流出データを見てみると、他局の番組や「VOD・YouTube」等へ流出(ザッピング)するのではなく、「テレビの電源をOFFにする」スコアが一定数跳ね上がっています。
これは「この番組を見るためにチャンネルを合わせ、見終わったから消した」という世帯(機器)が多く存在することを示しており、番組に対する満足度と目的意識の高さがうかがえます。
Case3:シナぷしゅ(テレビ東京系列)
目的視聴の3つ目の事例として、朝時間帯(7時半〜)に放送される乳幼児向け番組「シナぷしゅ」をご紹介します。
ニューファミリー層に向け、IPを活用した展開も積極的に行っている番組です。
【グラフ3:テレビ東京 ⇔ 各種視聴・電源OFFの1分単位流入出】
朝の時間帯は各局でニュースや情報番組が並ぶ激戦区ですが、「シナぷしゅ」視聴者の流入元を見ると、同じくターゲット層が近いEテレからの流入が確認できます。
また、(今回データ・グラフ記載はありませんが) レグザの視聴者層データから家族利用テレビや子育て層(30代女性、チャイルド・幼児)を見ても同じ傾向がみられ、特に家族利用のテレビでしっかり視聴されていることがわかりました。
ニュース・情報番組がひしめく時間帯であっても、特定層をターゲットとした番組には「それを見たい層が能動的にチャンネルを合わせに来ている」という明確な視聴行動が確認できます。
Case1:月曜から夜ふかし(日本テレビ系列)
最初にご紹介するのは、月曜22時から放送される大人気バラエティ「月曜から夜ふかし」です。
深夜帯に差し掛かる時間帯でありながら、レグザのライブ率(番組がリアルタイム視聴された割合)では6%以上を記録する番組です。
流入出先を「VOD・YouTube」に絞って分析すると、特筆すべき傾向が見られます。
【グラフ1:日本テレビ ⇔ VOD・YouTubeの1分単位流入出】
通常、テレビ番組をザッピングして見たい番組がないと、そのままYouTube等の外部サービスへ流出してしまうケースが多い一方、本番組では開始の22時に合わせて「YouTubeから地上波(本番組)へ流入(スイッチ)してくる」機器が一定数存在しています。
数あるネットコンテンツを視聴中であっても「この時間は『夜ふかし』を見る」という強い目的を持った視聴者がテレビの前に集まっている証左であり、良質なコンテンツはテレビの前の人を引き付ける強い力があることが推し量れます。
Case2:水曜日のダウンタウン(TBS系列)
続いてご紹介するのは、「水曜日のダウンタウン」です。
水曜22時台の大人気バラエティですが、こちらの波形は「月曜から夜ふかし」とは異なる形で視聴者の「目的視聴」の強さが表れています。
【グラフ2:TBSテレビ → 電源OFFの1分単位流出】
番組終了間際の流出データを見てみると、他局の番組や「VOD・YouTube」等へ流出(ザッピング)するのではなく、「テレビの電源をOFFにする」スコアが一定数跳ね上がっています。
これは「この番組を見るためにチャンネルを合わせ、見終わったから消した」という世帯(機器)が多く存在することを示しており、番組に対する満足度と目的意識の高さがうかがえます。
Case3:シナぷしゅ(テレビ東京系列)
目的視聴の3つ目の事例として、朝時間帯(7時半〜)に放送される乳幼児向け番組「シナぷしゅ」をご紹介します。
ニューファミリー層に向け、IPを活用した展開も積極的に行っている番組です。
【グラフ3:テレビ東京 ⇔ 各種視聴・電源OFFの1分単位流入出】
朝の時間帯は各局でニュースや情報番組が並ぶ激戦区ですが、「シナぷしゅ」視聴者の流入元を見ると、同じくターゲット層が近いEテレからの流入が確認できます。
また、(今回データ・グラフ記載はありませんが) レグザの視聴者層データから家族利用テレビや子育て層(30代女性、チャイルド・幼児)を見ても同じ傾向がみられ、特に家族利用のテレビでしっかり視聴されていることがわかりました。
ニュース・情報番組がひしめく時間帯であっても、特定層をターゲットとした番組には「それを見たい層が能動的にチャンネルを合わせに来ている」という明確な視聴行動が確認できます。