業界初*1、ミリ波レーダー採用、新開発4K Mini LED広色域量子ドット液晶パネルモジュール搭載 タイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ「Z970Mシリーズ」発売

TVS REGZA株式会社は、高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRα」および新開発4K Mini LED広色域量子ドット液晶パネルモジュールを搭載したタイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ「Z970Mシリーズ」（85V型、75V型、65V型）を4月21日より順次発売します。

本機は、業界初・ミリ波レーダーを用いたセンシング技術「レグザセンシング」を搭載。ミリ波レーダーが検知した視聴者の位置情報に基づいて、高画質化・高音質化します。また、4K Mini LED液晶パネルは従来比約1.3倍の高輝度化^*2を実現。新開発の広色域量子ドットシートを採用することで、高コントラストかつ色鮮やかな高画質を実現しました。自然な人肌を再現する「ナチュラルフェイストーンPRO」、ネット動画を高画質化する「ネット動画ビューティPRO」、クラウドと連携することで高精細な映像を再現する「地デジAIビューティPRO」などさまざまな高画質技術に対応しています。

音質面では、マルチアンプ駆動の「重低音立体音響システムZHD」を搭載。高出力のマルチアンプがスピーカーを駆動し、大迫力のサウンドを奏でます。

さらに、放送済みの番組をネット動画のようにいつでも楽しめる「タイムシフトマシン」にも対応するなど、ユニークで充実した機能を備えています。

■新商品概要

（1）高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRα」と新4K Mini LED広色域量子ドット液晶パネルモジュール

高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRα」のディープニューラルネットワーク（DNN）AIエンジンがさらに進化を遂げました。ミリ波レーダーが検知した視聴者の位置情報に基づき、高画質化します。また、映像内の被写体の構図を検出し、肌の質感や衣類のテクスチャを適切に高画質化するとともに、背景の精細感を適切にコントロールすることで、空間の奥行きをリアルに再現します。

さらに、本機は新開発4K Mini LED広色域量子ドット液晶パネルモジュールを搭載しています。新開発のパネルモジュールは、レグザ史上最高輝度のMini LEDを採用し、エリアコントロール数を従来比約10倍に拡充^*3。電流とパルス幅変調（PWM）を組み合わせ、点灯値の生成に仮想細分割エリアを用いて絵柄に適したLED点灯させる階調重視信号補正を行うことで、発生しがちなハロを抑制するとともに、階調性豊かな高コントラスト映像を実現します。さらに、新開発のAR処理により外光反射を抑え、明所のコントラストも従来比約 2倍に向上させました^*3視野角補正シートも採用しており、さまざまな視聴環境において、高画質な映像をお楽しみいただけます。

(3) AIナチュラルフォーカステクノロジーPRO

ディープニューラルネットワーク（DNN）AIエンジンが画像の構図を把握することが可能になりました。被写体の位置や体勢などを正確に把握し、高画質化します。これにより、従来よりも高い精度で、被写体の顔や衣装などの質感や精細感を向上させつつ、背景のノイズを抑制することが可能となりました。空間の奥行きをリアルに再現します。

(4)ネット動画ビューティPRO

放送番組とは異なり、コンテンツのジャンル情報を得ることができないネット動画について、その種類や特徴をディープニューラルネットワーク（DNN）AIエンジンが分析・判別。ビデオ映像、フィルム映像、アニメ映像などのジャンルに分類して、それぞれに適した高画質化を施します。

また、YouTubeなどの高圧縮コンテンツで発生しがちな圧縮ノイズやバンディングを抑制。なめらかで自然な高画質を実現します。

(6) ナチュラルフェイストーンPRO

ディープニューラルネットワーク（DNN）AIエンジンが映像内にある顔領域をリアルタイムで検出し、顔の肌の色がカラーシフトしているかを高精度に判定。ドラマなどで照明等の影響により不自然にカラーシフトした顔色をより自然な色に補正します。色相ベースのシーンチェンジ判定を行うことで、人物の動きへの安定度を向上。被写体が背中を向けるなどのシーンでも、安定的に適切な肌色を再現します。

(7)地デジAIビューティPRO
リアルタイムに複数回の超解像処理を実施し、放送波のさまざまなノイズを低減しつつ、動きのある映像で発生する残像を抑制することで、高精細でクリアな映像を実現します。テロップ検出やワイプなどでの顔領域検出機能などにより検知したさまざまなノイズを低減し、テレビ番組を高画質化します。

(1)重低音立体音響システムZHD

75Z970Mおよび65Z970Mは、実用最大出力合計値112Wのマルチアンプにより、メインスピーカー、ツィーター、センタースピーカー、重低音バズーカ、トップスピーカー、サイドスピーカーの合計11個のスピーカーを駆動。リアルで立体感のある音場を実現します。

なお、85Z970Mは、実用最大出力合計値82Wのマルチアンプと10個のスピーカーを搭載しています。

(2)ミリ波レーダー高音質

ミリ波レーダーが検知した視聴者の位置情報に基づいて音場を自動調整。サウンドの左右の出力時間を調整することで位相を自動調整し、視聴位置に適した音像定位を実現します。

(1)ネット動画へのアクセスが簡単＆便利な新リモコン

リモコンに、NHKプラスなどにダイレクトにアクセスできるボタンを設置しました。お気に入りのネット動画サービスやHDMI入力端子などを登録し、ボタンひとつで起動できる「My.Choice」ボタンも引き続き２つ搭載しています。^*4

(2)放送済みの番組をいつでも見られる「タイムシフトマシン」^*5

地上デジタル放送を最大６チャンネル録画することができ、見たい放送番組をいつでも視聴することができます。テレビをつけたときや、チャンネルを変えたときなど、面白そうな番組を見つけたときに、リモコンの「始めにジャンプ」ボタンを押すだけでオープニングから視聴できます。^*6また、録画した番組は、番組表形式で表示されます。親しみやすいユーザーインタフェースで、見たい番組をすぐに見つけることができます。

(3) 充実の録画機能。「ざんまいスマートアクセス」などがさらに進化し、視聴もさらに簡単・便利に

新4K衛星放送を楽しめる4Kチューナーを2基内蔵。4K放送を視聴しながら別の4K放送の番組を別売の外付けUSBハードディスクに録画することができます。さらに、タイムシフトマシン用とは別に地上/BS・110度CSデジタル放送チューナーを3基内蔵しており、番組を視聴しながら、同時に別の2番組をUSBハードディスクに録画することが可能です。^*7

本機では、録画された多数のテレビ番組の中から見たい番組をすぐに探し出せる「ざんまいスマートアクセス」がさらに進化。“ドラマ” “ゴルフ” “話題の番組”など、お気に入りのジャンルごとに録画番組を自動分類するだけでなく、好きなタレントの出演シーンだけを一覧表示できるようになりました。また、ネット動画別に表示を切り替えると、見逃し配信などの視聴も手軽に楽しめます。さらに、番組の見たいシーンだけを視聴することができる「シーン/出演者」機能も搭載。^*8長時間の音楽番組や情報バラエティ番組などで、興味のあるシーンやコーナーだけをすぐに視聴できます。また、見忘れた1話前や録画済の次回の番組を一発表示することも可能です。

(4)ゲームジャンルに応じて高画質化を図る「ゲームセレクト」機能

映像遅延時間約0.83msec^*9の「瞬速ゲームモード」を搭載しています。さらに4K/120P入力やコンテンツに応じて低遅延モードと高画質モードを自動的に切り換える「ALLM」、リフレッシュレートとフレームレートとの不整合により発生する映像のちらつきやカクツキを軽減する「バリアブルリフレッシュレート（VRR）」、ゲーム機の出力映像に合わせて自動的に画質調整を行い、臨場感あふれる美しい映像を再現する「オートゲームアジャスト」に対応しているほか、新たにゲームジャンルに応じて各ジャンルに適した画質を提供する「ゲームセレクト」を搭載しました。シューティングゲームやロールプレイングゲームなどをより美しい映像で快適にお楽しみいただけます。

また、2Kのゲーム信号に対して自己合同性超解像技術を用いて4Kに変換することで、映像や文字の斜め部分をさらになめらかに再現。視認性を向上させました。^*10

発表当初、「また、60Hzの出力のゲーム機と接続した場合、パネルが自動的に120Hzから60Hz駆動に切り替わり、映像遅延時間が約2.4msec^*9となる「オリジナルフレーム駆動」にも対応しています」としましたが誤りでしたので、ここにお詫びし、削除＆訂正させていただきます（2023年10月26日）

(5)レグザセンシングにより、快適な使い勝手を実現

レグザの前に人を検出できない状態が一定時間続くと、自動的にレグザが省エネモードに入ります。電源オフの時にはレグザが近づく人を検知。電源オンで素早く起動します。